複雑な問題を抱えてる治療ケースはアメリカやヨーロッパでは複数の専門医がチームを組んでアプローチしています。
それをインターディシプリナリーアプローチと言います。
しかし日本では保険制度の問題、横の繋がりの少なさや、治療目的やコンセプトの共有、治療の結果に対する責任の所存など難しい面があり、なかなか浸透していないのが現状です。
その為、受診した歯科医院の専門性で治療結果が左右されてしまうことが起きています。
勿論シンプルなケース(虫歯治療・予防メインの定期検診など)はどちらの歯科医院に受診しても治療方針に大きな問題はありません。
下のケースは、噛み合わせ治療・高度なインプラント治療・矯正治療・一般的な虫歯治療をトータル的に診ることが出来なければ、より快適な治療結果を導くことは難しいと思われます。