今から２ヶ月ほど前、お顔が腫れた状態で外傷で来られました。 怪我の具合から相当強く打たれたのがわかりました。衝撃の強さで歯が脱落していましたし見た目にも大きな問題を抱えていましたので早急に消毒を行い、仮の歯をお入れいたし何とか患者さんの日常のお仕事ができる状態に致しました。
その後精密検査でCT撮影行い、歯槽骨骨折（歯を支える骨）が４本の歯にわたるほどでした。
患者さんに現状をお伝えし、まずは歯がないところをどのように治療するのかそしてダメージを受けた歯は今後長期的に経過観察をしなければいけない旨をお伝えし治療を進めていきました。
上の写真は精密な仮の歯を作る為だけの型取りになります。
この一枚の写真には歯科医師の目で見るととても多くの情報が隠れているんです。
私たちはどこに目を向けているかというと、
歯肉の色。これで炎症が有無がわかります。ここまで来るには患者さんのブラッシングのおかげでもあるんです。 炎症がない歯肉の状態を型取りするまでになっていることはとても大切なんです。 その為、当医院では初期治療に力を入れています。それは患者さんのためにもなるんです！！
周囲の歯の色を見ます。 最終的にセラミックを使用した審美治療を行う予定なので、このままでは少し黄色を強くしたセラミックを装着しないといけませんので前もってホワイトニングのご提案も致します。
インプラント周囲の歯肉の厚みなどがあるか。これはご自分の歯とインプラントがわからないようにするために歯肉の厚みはとても重要です。
上記の点を特に観察して患者さんが満足できる治療結果を導き出すよう一生懸命治療させてもらっています笑。
当医院は診査診断から細かく分析を行い出来るだけ長持ちし、美しくお手入れしやすい治療をご提案しております。 歯は一生の宝物ですし、かけがえのない臓器ですから安心して任せてもらえるよう誠心誠意治療させていただきます。