支台歯形成は単純に被せ物がはいるように削れば良いわけではありません。
例えば側面は3面の面をつくるように角度を変えて削りますし隣の歯との間の面も
互いに角度を3°〜6°のテーパーをつけるようにします。
これも手前側は歯の神経が張り出している為、できるだけ垂直に削り
奥歯側を削る際に角度を付けます。
それ以外に元々の歯の色が黄色かったり暗い色をしている場合、
削除量を調整して最終的な被せものの色に影響しないように配慮をします。
最終的には歯のイメージに近似した形態に削ります。
そして、歯と歯茎の境目に糸を挿入して継ぎ目を綺麗に整えます。
そうする事で、被せ物の中で虫歯ができる可能性を減らす事が出来ます。
目に見えないところだからこそ記録をしっかり残し真摯な思いで妥協なき歯科治療をご提供致します。