例えば、「被せ物がとれた」という主訴で来られたとします。
被せ物が取れるという事は、
原因は
1、適合悪く、セメントが溶けてる場合
2、形成のテーパーなど機械的維持力に問題がある場合
3、過大な垂直力や側方力がかかりすぎている場合
4、歯列のアーチに問題がある場合
など。
上記のように様々な理由があり単純にとれた被せ物をそのまま戻せば良いという事ではありません。
その時に1本の歯のみに着目するではなく、隣在歯、対合歯、歯列、一口腔単位、咬合関係、口唇、顔貌と対象を拡げることで、高い審美性と安定した機能を得ることができ、ひいては細菌と力のコントロールを可能にし、永続性のある治療へとつながります。
そのため、当医院ではまず
「現在はどのような状態か?」
「なぜこのような状態になったのか」
「問題はなにか」
という点に着目しています。
以上の事を考察したうえで、
「理想的な治療目標はにか」(ゴールの設定)
「そのゴールは、患者さんの希望するゴールと一致しているか」(治療計画の立案)
という流れで診療を進めていきます。
そのためには正確な位置づけで採得された資料がとても大切になります。
全体的に問題を抱えてるケースや患者さんの方からきちんとした歯科治療を望まれてる場合は理由をご説明し基礎資料の採得そして問題点の列挙、改善案、治療ゴールの設定を模型状でご提示いたします。
アポイント回数 2回(約1時間)
費用 132000円〜184000円(ケースの難易度によって費用は変わります)