25日(土)は研修の為、休診となります。
下の症例は
「前歯に隙間があり食事しにくい」という主訴で来院しました。
奥歯は噛み合っているのに、前歯に隙間がある噛み合わせは開校(かいこう)という不正咬合です。
原因は遺伝的な要素である骨格の問題と後天的な習癖(癖)に分かれます。
今回の患者さんは舌と押し出す癖があり上下の前歯の間に舌を挟むようにしていたことが原因でした。
このままでは、将来的に食事が噛みにくく、飲み込む癖がついて食道や胃が荒れやすい全身への悪影響が心配されます。
また、お口の中をみても、顎関節症を引き起こし、奥歯の負担が大きく将来に的に奥歯を失いかねません。
矯正治療の適応症の中でも特に対応の難しい開校症例ですので慎重に治療を進めていきました。
まだ、治療途中ですが写真からも見ていただけるように明らかに改善が進み順調に治療が進んでいます。
当医院では、患者さんにより良い健やかな人生を過ごしていただくために必要な
口腔内の美しさと健康をサポートしています。