40年前に神経治療をした歯が疲れると痛むという主訴で来院。
術前のお口の中の写真になります
CT撮影すると根尖病巣ができており、骨のダメージが進んでいました。
診断の説明で『残念ながら騙し騙し使う事もできますがいずれ痛みがひどくなり、その時に抜歯してもその後の機能回復する選択肢が限られてしまう』とお伝えしところ、
インプラント治療を希望されたので安全に治療を進めるためにシミュレーションガイドを作製し抜歯と同時に骨造成とインプラント治療そして、固定の仮歯の装着を計画しました。
診断用ワックスアップで理想的な歯冠形態を術前に把握します
それにあわせて適切なインプラントポジションをCTから配置し、骨の状態も把握します
仮歯は割れないように金属で補強して前もって作製しておきます
インプラント埋入後、テンポラリーアバットメントを装着した状態
予定通りの位置にインプラントを埋入し終えた状態です
細かい調整を行う事が治療結果を左右します
インプラントに直接固定した仮歯を装着した直後
インプラントのポジションは最終補綴物から設定し、なおかつ骨が不足しているところは補助的に増やしインプラントの固定をしっかり取らないと仮歯をセットする事ができません。
このようにいろいろな配慮を手術中に行い、治療結果を導く事ができました。
治療時間は術前の治療概要の説明含め術後の治療内容のチェックと注意点のご説明含め
約3時間ほど頂きました。