奥歯を守る為に犬歯の形態やポジションはとても重要です。
元々、歯と歯の間の虫歯が多く、できれば虫歯にならないようにしたいというご要望で来院していただきました。
上の前歯の歯肉の欠如など審美的な部分のコンプレックスもお持ちだったので全体的な治療をご提案しました。
その中で根本的な解決をするためには矯正治療を含めた治療計画をお伝えいたしましたが、仕事のご都合で矯正治療を選択しない治療で進めていくことにしました。
そこで問題になるのが上下の前歯の噛み合わせが浅く、奥歯に早期接触が発生しそれが原因でカリエスができてると判断いたしました。
重要なポイントとして
①犬歯離開をさせ、奥歯にできるだけ負担の大きい接触を与えない
②デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間のクリーニングをしっかり行う
③就寝中に歯軋りや食いしばりで余計なストレスを与えないようナイトガードをする
以下の点をしっかりお守りして頂く事で長期的に安定した状態をキープできるとお話しいたしました。
治療回数 3回
治療費用 187000円
メリット エナメル質を保存する事で歯の剛性が保たれ長持ちする。
リスク 過剰な力がかかる事で割れたりする恐れがあります。