当医院では40歳以上の患者さんが矯正治療を始められる事が多くなってきました。
勿論、最初は抵抗もあって「この年齢から始められるの?」と言われる事もあります。
しかし、数ヶ月に一度のメンテナンスのたびに重なっている歯並びのところに残っている歯石や歯の表面に付いたステインが何故なのかご説明すると、多くの方が興味を持っていただき矯正治療を始めています。
大人になってから矯正治療を始める場合、何点か注意が必要です。
1、歯周病のコントロールをしっかりしておく事。
2、虫歯を先に治しておく事。
3、治療終了後に、噛み合わせを整える為に詰め物や被せ物が必要になる事。
以上の注意点が子供の矯正治療と違うところですので、当医院の実際の治療結果を見ていただき、良ければ、まず相談のための時間をお取り致しますので連絡おまちしております。
下の臨床写真は、約1年の矯正治療を終えて今まで歯軋りで磨耗した犬歯の歯の形態をセラミックで改善させました。
この治療法をラミネートベニアといって全く歯を削らなくても良い場合もあります。