患者さんには分かりづらいかもしれませんが、歯科領域において専門科目は多岐に亘ります。
一般的に標榜しても良いのが一般歯科・矯正歯科・口腔外科・小児歯科ですがそれ以外に根の治療、補綴治療、インプラント治療、審美治療などたくさんあります。
私は24歳で大学を卒業し国家試験に合格してから専門領域の幅を広げる為に診療日以外の休診日を使い、様々な研修会に20年間通い詰めました。
もちろん、すぐに身に付く訳ではなく何度も何度同じコースに通い、反復練習を繰り返し自分の技術を磨いてきました。
まだまだ知らない事、出来ない事もありますがこれからも患者さんの為に、最善の治療結果を導きだす診断レベルと技術レベルを上げていきたいと思います。
今回紹介する治療技術は歯科治療において基本となる『根の治療』になります。
歯根が湾曲しており、炎症を起こした周囲骨を再生させる為、緊密な充填作業が必要なケースです。
術後のレントゲン写真で確認するとしっかり根の先まで薬が入っている事がわかります
2つ目のケースですが、歯と歯の間に穴が空いてしました。患者さんは2ヶ月前から痛みを感じていたとおっしゃっていました。
奥歯の歯根は3つに分かれていて、根の治療は難易度が上がります。
全ての歯根が湾曲していたので、歯根の形態に追随させるようにお薬を充填しました。
次回のアポイントでは手前の根の治療に不備がありますので、同じように治療を進めていきます。
自由診療扱いで根管治療をされる歯科医院も存在しますが、当医院とクオリティーの差は全く無いと思います。
当医院の根管治療は健康保険治療であってもクオリティーの高い結果を求めています。
きちんと治療をお受けになられたい患者さんにはご満足していただけると思います。