8月29日(木)は研修会に参加する為、診療時間は9:00〜12:00 18:00〜20:00までとなります。
通院中の患者さんにはご迷惑おかけ致しますが、ご理解の程宜しくお願い致します。
下のケースは20代の患者様のVPT(歯髄温存療法)治療になります。
無菌的乾燥状態で治療を行う為、ラバーダム防湿を行いながらカリエスエディクターを用いて丁寧に除去していきます。途中歯髄が露出しましたが出血などはなく、次亜塩素酸で洗浄消毒を行い、MTAセメントで封鎖いたしました。
MTAセメントは長期間のフッ素徐放作用が働き無菌状態を維持し歯髄の活性を促進する働きがございます。
この治療方法は残念ながら非常に高価の材料となる為、健康保険から除外された材料となります。
自由診療として費用は約12万円(税別)
副作用としてこの治療をしたからと言って必ず歯髄保存が可能だといっているわけではありません。残念ながら術後症状よって歯髄を除去する治療が必要になります。
また術後経過が順調である場合、補綴治療が必要になります。その際は自由診療の補綴物を作製しなければいけません。(混合診療が禁止されている為)