奥歯のインプラントで最も大事なのは、インプラント周辺が清掃しやすい環境である事だと思います。清掃しにくいインプラントはトラブルが起きやすく、治療完了後の状態も悪くなりがちです。その一方で、清掃しやすいインプラントはお口のバイ菌(プラーク)のコントロールがしやすいので炎症が防ぎやすくなります。
長持ちするインプラントというのは、インプラント周辺の歯槽骨が健全である事、歯肉組織が十分に存在してかみ合わせが安定していインプラントです。単に埋め込めば良いというのではなく、清掃性に気を配りながらお口の中全体の環境を整える事が重要です。
10年間の間、右下の奥歯が抜けた状態で放置していたケースですが、左側に負担がかかって、左を使いすぎて痛くなってきたのでインプラントでの修復を試みたケースです。
インプラントとその上の被せ物はスクリュー固定し、ジルコニアで出来た上部な歯を取り付けました。
左下の奥歯が割れており、骨が一部溶けていました。
自覚症状が無くてもこのように状態が悪化しているケースがよく見受けられます。残念ながら割れた歯の大半は抜歯の必要があります。
治療の負担軽減と治療期間の短縮、そして骨と歯肉を確実に再生させる為に、歯を抜くのと同時にインプラントを埋め込みました。
当院の99%はこの術式でおこなっております。
骨を増やすための処置も同時に行いました。
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